生活:事業を通じた社会課題の解決
※このページはサステナビリティレポート2014の記事内容です。
【世界の人口に占めるうつ病患者の割合】
出典)2012年世界保健機構(WHO)
ストレス社会といわれる現代では子供から高齢者までが多くのストレスを抱え、うつ病などの現代的病理や自殺者の増加に大きく影響しているといわれる。健全な社会づくりのためには、安心・安全な生活とともに、心の支えとなる人や地域とのコミュニケーションの重要性が改めて問われている。
富士フイルムグループの創業の原点である写真には、思い出をカタチに残し、人生を豊かにする力があります。2011年の東日本大震災で行った「写真救済プロジェクト」により、その思いは強くなりました。復興支援活動のなかから生まれた「遠野みらい創りカレッジ」では、これからの地域活性化のあり方を模索しています。写真、ドキュメントによるコミュニケーションの活性化、文化遺産を後世に伝えること、社会にとって重要なデジタルデータの安全な保存、事故や犯罪の少ない安全な社会で、誰もが人々とのつながりをもち、心豊かな人生をおくることへの貢献を目指し、新たな製品、サービスを開発し、社会に普及させていきます。
【重点課題1】 安全、安心な社会づくりへの貢献
- 【目標】重要情報の長期保存、防犯、情報セキュリティ向上、社会インフラの安全性向上に寄与する製品の普及
【重点課題2】 心の豊かさ、人々のつながりへの貢献
- 【目標】(1)貴重な文化・芸術作品の伝承への貢献
- (2)地域コミュニケーション活性化のためのソリューションの開発
- (3)思い出をカタチにし人生を豊かにする写真製品の普及
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