働き方
※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。
基本的な考え方
富士フイルムグループは、身近な紙の情報を電子情報と融合し、さらにはクラウドサービスやモバイルソリューションとシームレスに統合することによって、社会のコミュニケーション環境を進化させてきました。デジタルデバイドを意識することなく、誰もが容易に様々な形態の情報にアクセスし共有することにより、オフィスや行政機関、教育や医療の現場など、あらゆる場所のサービスのあり方や働き方の可能性を広げていく。そのような「人」を中心においた価値あるコミュニケーションを通じて、新たな時代の多様な働き方を支援していきます。
【重点課題1】 情報の壁を越えるコミュニケーションの促進
- 【目標】企業内外のコミュニケーションを促進するソリューション・サービスの導入や提供事例の拡大
【重点課題2】 ダイバーシティーの促進
- 【目標】時間や場所に左右されず、個人の専門性や生活設計に応じた働く環境を作るソリューションの実用事例の創出と拡大
2014年度の活動
富士ゼロックスは、場所や時間にとらわれず、多様な人々が自らの状況に応じた働き方ができる環境の構築へ向けたソリューション・サービスの提供を進めています。
2014年度は、単なるお客様の出力環境の最適化を超え、ビジネスプロセスの自動化とワークスタイルの変革を実現するためのNext Generation Managed Print Servicesの提供を日本及び一部のアジア・パシフィック地域で開始しました。官公庁・自治体や医療・医薬品分野を対象とした業務効率化・文書管理ソリューションの展開も強化しています。
また、クラウドサービス「Working Folder」及び「スキャン翻訳サービス」において、富士ゼロックスが提供する様々なクラウドサービスとの連携機能や利便性を高める機能を強化したほか、ドキュメントの円滑な流通と情報活用によるコラボレーションや協業の促進へ向けて、複合機や「Working Folder」とのシームレスな連携を実現した「DocuWorks Mobile」など、お客様のモバイルワークを支援するソリューション・サービス群と複合機・プロダクションプリンターの新商品を販売開始しました。
今後の進め方
自らの経営課題を解決した実践事例をお客様にご紹介することでお客様の経営課題を明らかにし、その解決のためICTやクラウド技術を活用した新しい働き方を実現する商品やソリューション・サービスの開発と提供を進めていきます。
また、様々な機器やシステムを活用した、新しい形のコミュニケーションによる自社の働き方や業務の変革を進め、これらの成果をソリューションとしてお客様に提案していきます。
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