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働き方

 

[図]働き方

自社の働き方改革を、誰もが「働きがい」を
得られる社会への変革に発展させる

※このページはサステナビリティレポート2018の記事内容です。

基本的な考え方

[画像]社会課題

SDGsへの貢献

[図]SVP2030 重点課題の位置付け 働き方

富士フイルムグループは、身近な紙の情報を電子情報と融合し、さらにはクラウドサービスやモバイルソリューションとシームレスに統合することによって、社会のコミュニケーション環境を進化させてきました。デジタルデバイドを意識することなく、誰もが容易に様々な形態の情報にアクセスし共有することにより、オフィスや行政機関、教育や医療の現場など、あらゆる場所でのサービスのあり方や働き方の可能性を広げていきます。富士フイルムグループは自社の働き方変革の研究・実践を踏まえて得た、私たちならではの「人」を中心においた「Better Communications」を通じて、コミュニケーションの価値を高め、新たな時代の多様な働き方を支援していきます。一方、グループ内の各従業員の成長・能力の発揮が、自社のみならず事業を通じて社会の発展にも貢献すると考え、多様な従業員が活躍できる仕組みづくりも進めています。

重点課題

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2017年度の活動ポイント

[図]2017年度の活動ポイント

第三者意見

顧客への働き方改革支援サービスを通して産業界全体に波及効果が及ぶことを祈念

[写真]国連環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問 末吉 竹二郎 氏

内閣府地域働き方改革支援チーム委員
渥美 由喜 氏
プロフィール
1992年東京大学卒業。複数のシンクタンクを経て、2009年(株)東レ経営研究所に入社。25年間、ダイバーシティ、ワークライフバランス分野の研究に従事し、国内外の先進企業1050社を訪問ヒアリングし、1万社の企業データを分析。また、コンサルタントとして、実際に企業の取組推進をサポート。官庁の審議会委員等の公職を歴任し、現在、内閣府地域働き方改革支援チーム委員として、主に地方の中小企業の働き方改革を推進するコンサルタントを養成している。

富士フイルムグループは、ワークライフバランス・ダイバーシティ分野では日本有数の先進企業として、名高い。私が長らく委員を務めてきた日経WOMAN女性が活躍する会社ランキング等でも長らく上位を占め、官民の表彰制度でも輝かしい受賞実績がある。

先進企業として実践してきた知見をフルに生かした「働き方改革支援サービス」の提供は顧客企業にとっては朗報だ。最近、働き方改革は、経営主導から現場主導にシフトしている。社員に必要なのはJFK3。Jとは自律。ワークもライフも主体的に取り組む。Fとは、俯瞰する視点。5年後、10年後に会社で、家庭でありたい自分を目標設定して、逆算して今やるべきことを考える。K3とは、葛藤と格闘し続ける覚悟。会社に必要なのはCH3。変革期(change)には、challengeし続ける会社が大きなchanceを得る。富士フイルムグループが働き方改革でさらに大きな成果を挙げるとともに、顧客企業へのソリューションサービスを通して、広く日本の産業界全体に波及効果が及ぶことを心から祈念してやまない。

第三者意見を受けて

当社グループの働き方変革に向けた取り組みを高く評価してくださり、ありがとうございます。当社は今回掲載しているテレワークの実証実験や、創造性を発揮できる働き方を支援するSmart Work Innovation をはじめ、古くから自社内での施策推進を通じて得た知見や経験を生かし、社会の働き方に貢献できる様々なソリューションサービスの提供を進めています。当社は企業の利益の源泉は「人財」にあり、従業員が持続可能な環境の中、活き活きと能力を発揮できることで企業も持続的に成長していけると考えています。引き続き「Work Style Innovation」などの活動を通じて、多様な従業員が効率的な働き方で能力を発揮できるための支援を継続すると共に、社内での施策で得た気づきや学びを活用し、今後とも社会での働き方変革に貢献できる製品、サービス、技術の提供を進めていきます。

(富士フイルムホールディングス 経営企画部CSRグループ)

※このページはサステナビリティレポート2018の記事内容です。


   
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