【重点課題1】地球温暖化対策の推進 : 2015年の活動「地球温暖化対策」
- 資料・データ:環境側面に関する情報(PDF:1.1MB)
※このページはサステナビリティレポート2016の記事内容です。
製品のライフサイクル全体でのCO2削減活動
2015年度は、富士フイルムグループの生産量が基準年の2005年度に対し増加しているなか、グループ全体のCO
製品のライフサイクル全体でのCO2排出量の推移
「GHGスコープ3基準」での富士フイルムグループ 2015年度実績
エネルギー戦略の継続的推進
富士フイルムグループは、2007年度に「地球温暖化対策推進委員会」を発足し、国内の主要6工場の生産エネルギー及びCO
2015年度の具体的な活動として、グループ会社横断による省エネセミナーや相互視察・省エネ診断等の活動、業務部門と動力部門が連携したエネルギーミニマムな生産計画の立案、さらに「発送電分離」(2016年4月施行)を見込んで新電力の活用を検討し導入するなど、新しい施策にも踏み込みました。また、2014年度に開始した、富士フイルム富士宮工場の自家発電力をグループ会社へ託送供給する「自己託送制度」※も、2015年度は18拠点にまで拡大、系統電力の需給ピーク抑制への貢献と、電力料金のキャッシュアウト抑制の両立を推進しています。
※ 自己託送制度:2014年4月に日本の電気事業法改正に組み込まれ、施行
エネルギー戦略推進委員会
今後の進め方
2016年度は、富士フイルムグループ全体で省エネ施策のさらなる水平展開や運用改善などを拡大し、エネルギー由来のCO2排出量削減を継続的に図っていくとともに、2020年度以降の目標検討、2020年度目標の達成見通しの再検証を行っていきます。また、生産性向上につながる技術的な取り組みや、生産量によらず消費される固定エネルギーの徹底削減、各事業場での省エネ施策のグループ全体での共有→水平展開による効果拡大等、生産プロセス+オフィスでの総合的な取り組みにより、「地球温暖化防止への貢献」を推進していきます。一方、「自己託送」を継続しつつ、今後の制度を先取りした施策を立案・推進します。
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