生活
※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。
<トピックス2> 写真を通じたコミュニケーションを育むスマホ時代の新たな写真の楽しみ方を提案
WONDER PHOTO SHOPでは実験的な新しいプリントサービス(写真は缶時計)を用意しているほか、様々なイベントも開催している。また2014年9月にドイツで開催された世界最大の写真展示会「photokina2014」では出展ブース内にWONDER PHOTO SHOPを再現し、世界にも情報を発信
富士フイルムは創業以来続けてきた「写真文化」の普及・発展の一環として、2013年から「写真のある生活で人生を豊かに」をコンセプトに、「撮る、残す、飾る、そして贈る」という写真本来の楽しみ方を伝える「フォトルネッサンス」運動を世界中で推進しています。
2014年2月には、「スマホ時代の新しい写真店」をコンセプトに初の直営ショップ「WONDER PHOTO SHOP」を東京・原宿にオープンしました。スマートフォンの普及により、写真は誰もがいつでも撮影できるようになり、日常的にコミュニケーション手段として使われる一方で、写真をカタチにして「贈る」という楽しみ方が若者の間で広がり始めています。WONDER PHOTO SHOPは、スマホ時代の需要に応える新しいプリントサービスを試す実験店舗として、思い出がまるごと1枚になる「シャッフルプリント」、自分の写真で作る缶バッジやiPhoneケースなど、新たな付加価値をつけた写真プリントを提案。来店者の65%がスマートフォンからのプリントで、10〜30歳代のカップルや友達同士での来店が多く、プレゼントなどとして需要を伸ばしています。こうした新たな需要は、国内外、また雑貨関係者など写真以外の分野からも視察に来るなど、注目を集めています。
同ショップでの実績を踏まえ、今後は各地の店舗、他業界、海外へと、新たな写真の楽しみ方、可能性を広げていきます。
様々な撮影の楽しさを伝える写真家によるワークショップも開催。写真はトルコ、タイでの様子
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