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生活

 

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。

<トピックス3> 世界の様々な貴重データを未来へ残す大容量データを安全・効率的に長期保管する技術

[重点課題3]

デジタルデバイスの普及に伴い、企業や研究機関等では膨大なデータを分析してビジネスや開発など新たな価値の創造への取り組みや、また学術的・歴史的に価値のある資料や映像をアーカイブする重要性も認識され始め、高付加価値なデータを安全・安価・効率的に長期保管していく必要性が高まっています。

富士フイルムは、2014年4月、長期保管が必要な貴重なデータをお預かりし、磁気テープに記録・保管するデータアーカイブサービス「d:ternity」(ディターニティ)を開始しました。磁気テープは長期保存性に優れ、保管時に常時通電しておく必要がないため、電力コストが最小限に抑えられCO2排出量削減に貢献しています。膨大なデータを長期保管したい社会課題に対し、富士フイルムは独自技術であるBaFe磁性体を用いて、磁気テープのさらなる大容量化技術の開発に取り組んでいます。こうした性能や取り組みが評価され、(株)IMAGICAと映像作品のデジタルデータを長期保管するサービスを開始。また、(株)KADOKAWAが所有する黒澤明監督作品、映画「羅生門」のデジタル復元データをアーカイブ保管する契約も締結しています。

なおディターニティは2015年4月、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001:2013」の認証を取得し、セキュリティが実証されました。今後も富士フイルムは、お客様や社会的価値の高いデータの長期保管へのニーズに応え、信頼性の高いサービス、ソリューションを提供していきます。

データを長期保存するための課題とディターニティの対応サービス

[画像]データを長期保存するための課題とディターニティの対応サービス

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