ページの先頭です



働き方

 

※このページはサステナビリティレポート2016の記事内容です。

<トピックス2>価値あるコミュニケーションを実現する技術開発
研究開発拠点の連携によりソリューション・サービスを加速

[重点課題1][重点課題2]

現在のビジネス環境におけるコミュニケーションは、相手と直接会うだけではなく、場所や時間、さらには言語も異なる環境で行われるなど、より高度な情報伝達・共有の方法が必要となっています。富士ゼロックスは、多様な働き方とコミュニケーションを促進する先進的なコミュニケーション技術の開発を加速させるため、2015年にシンガポールに新たな拠点「イノベーションオフィス」を設立しました。同オフィスは、日本以外のアジア・パシフィック地域のお客様やパートナー企業と連携し、当社の技術をお客様の事業課題解決につなげるための検証を行いながら、新たな価値づくりを行います。この検証結果を受けて、日本の富士ゼロックスR&Dスクエアでは、その価値の事業化に向けてお客様に提供するための具体的なソリューション・サービスの開発を行います。さらに、最先端技術を研究する米国のFXパロアルトラボラトリー※1と連携し、ソリューション・サービス事業を見据えた中長期的な視点で研究開発を行います。またこの3つの研究開発拠点をつなぎ、FXパロアルトラボラトリーが開発した遠隔コミュニケーション技術※2などを活用し、日本・シリコンバレー・シンガポールという遠隔地にいながら、お客様と技術者があたかも同じ空間を共有し、技術がもたらす効果を一緒に体感、価値検証を行える環境を構築します。

富士ゼロックスは、この3拠点間での連携活動を通して、グローバルなお客様のニーズにスピーディーに対応し、価値あるコミュニケーションを実現するソリューション・サービス事業拡大を目指します。

※1 FXパロアルトラボラトリー(FX Palo Alto Laboratory, Inc.):1995年に設立された米国カリフォルニア州の研究開発拠点。ドキュメントサービス&コミュニケーション領域で、長期的な視点での研究を行う。専門領域は主にマルチメディア技術や情報関連技術

※2 遠隔コミュニケーション技術:ウェブインターフェイスを通して複数拠点を結ぶ遠隔会議システム技術。遠隔地の参加者とも視線を合わせて会話することができ、その場で対面しているかのような状態をつくり出す

グローバルに連携する富士ゼロックスの研究開発拠点

[図]グローバルに連携する富士ゼロックスの研究開発拠点

※このページはサステナビリティレポート2016の記事内容です。


   
ここからフッターです