【重点課題3】疾病の早期発見への貢献
※このページはサステナビリティレポート2018の記事内容です。
目標と主な成果
2030年目標
簡単に検査できる健診サービスの普及による疾病の早期発見
健康を維持していく上では、自覚のない疾病の早期発見や未病対策が極めて重要ですが、健康診断の必要性が認識されている日本でも、定期的に健診を受けている人は対象全体の2/3程度(*)です。富士フイルムグループは、簡単に自分の健康を検査できるシステムを広く社会に普及させることで、疾病の早期発見、早期治療に貢献します。
* 20歳以上で過去1年間に健診(健康診断、健康診査及び人間ドック)を受診しなかった人の割合は、男性27.8%、女性37.1%(「平成26 年国民健康・栄養調査結果」(厚生労働省)より)
2017年度の活動
- 健康診断を法的義務とされていない健康保険組合員の「被扶養者」を中心に、自己採血による郵送血液検査サービス「キュアサイン(*)」の普及を推進
* キュアサイン:採血キットでほんの数滴の血液を自分で指先から採血し、郵送で検査センターに送ると、約1~2週間で検査結果の詳細が郵送で届く仕組み。現在、メタボリックシンドローム判定を含む生活習慣病全般14項目の検査、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍のチェックが可能。2017年度現在、年間約12,000人が利用
今後の活動&目標
- 健康保険組合での導入を加速、保険会社の加入審査への導入、海外への拡大を検討
- JETRO実証事業に採択されたタイでの事業化準備を継続。2018年9月末に終了予定
※このページはサステナビリティレポート2018の記事内容です。