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生活

 

※このページはサステナビリティレポート2016の記事内容です。

<トピックス3>「フォトルネッサンス」運動
時代に合わせ、人生を豊かにする写真文化を世界に普及

[重点課題2]

[画像]「フォトルネッサンス」運動 2013-2015年活動経過

富士フイルムは創業以来続けてきた「写真文化」の普及・発展の一環として、「撮る、残す、飾る、そして贈る」という写真本来の楽しみ方を伝える「フォトルネッサンス」運動を世界中で推進しています。

[写真]「写真伝想賞」授賞式

写真展のスタッフと協力いただいている数多くの各団体代表が集合した授賞式

2015年は、応募者全員の作品を展示する写真展「“PHOTOIS”想いをつなぐ。30,000人の写真展」が、「メセナアワード※2015」(主催:公益社団法人企業メセナ協議会)において優秀賞「写真伝想賞」を受賞しました。同写真展は2006年に「“PHOTOIS”10,000人の写真展」としてスタート、その後作品募集数を30,000点に拡大し10年間継続しています。「その写真に込められた出展者の想い」とともに応募者全員の作品を展示する日本最大級の参加型写真展で、10年間の応募総数は192,234点、総来場者数約380万人にのぼります。今回の受賞は、誰もが気軽に参加できる仕組みをつくることで広く写真を楽しんでもらう機会を創出、また全国のフジカラーのお店と協力し独自の経営資源を活用するなど、写真文化の発展に大きく寄与していることが評価されました。

[写真]「500px Fujifilm Global Photo Walk」

写真撮影の楽しさを伝える様々なイベントを世界中で開催。写真は世界を舞台に毎年行われている「500px Fujifilm Global Photo Walk」

事業としては、スマホ時代に対応した様々な新サービスを開始。特に2014年に東京・原宿にオープンした直営ショップ「WONDER PHOTO SHOP」は、スマホ時代にマッチした商品・サービスが受け、10〜30歳代の若者層中心に来店。スマホからの注文が6割強(一般店舗は3割弱)を占めるなど、写真プリントの新たな需要を開拓しています。2015年は海外にも進出。コロンビア、中国(上海)、フィリピン(マニラ)、スペイン(バルセロナ)、シンガポール、オーストラリアで直営店をオープンし、今後も拡張していく予定です。また2016年には、欧米で先行する「Wall Decor(家の壁に写真を飾るサービスの総称)」など、新たなサービスを開始します。

[写真]「WONDER PHOTO SHOP」フィリピン

[写真]「WONDER PHOTO SHOP」オーストラリア

[写真]「WONDER PHOTO SHOP」スペイン

世界中でオープンしている「WONDER PHOTO SHOP」。写真はフィリピン(左)、オーストラリア(中)、スペイン(右)

さらに新メディアに対応する一方で、ビデオテープや8mmフィルム等のアナログメディアで記録された映像や写真を、高品質なデジタルデータに変換しDVD化する「フジカラーリメイクサービス」も展開しています。再生デッキや映写機が手に入りにくくなるなど、思い出を見る手段が限られる中、今の時代に合わせて記録に残していくサービスは、富士フイルムならではの技術、そして使命を反映したサービスといえます。今後も、様々な側面から写真文化の普及活動を行っていきます。

※メセナアワード:企業・企業財団による日本における文化、社会を豊かにするために貢献した優れたメセナ活動を顕彰するもの

[写真]「Wonder Photo Box」

スマホやデジカメで撮影した大量の画像を自動的に整理・保管するデジタルフォトアルバム「Wonder Photo Box」(2015年7月発売)

[写真]「フジカラーリメイクサービス」

カビやテープ劣化等のトラブルなど、対応の難しいメディアでも変換可能な写真技術が生きる「フジカラーリメイクサービス」

※このページはサステナビリティレポート2016の記事内容です。


   
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