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健康

 

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。

<トピックス4> 医薬品開発のスピードアップの鍵となる知業務のネットワーク化・電子化をサポート

[重点課題1]

未だ有効な治療方法がない分野での新薬創出は大きな社会課題ですが、そのスピードを速める推進力の一つといえるのが治験※1業務の効率化です。富士ゼロックスは、ドキュメント・ソリューションで培った紙・デジタルにかかわらず文書を管理するノウハウを活用し、治験業務の効率化に取り組んでおり、その一つの成果として、2014年9月から本格稼働した日本医師会治験促進センター※2のシステムに治験文書管理ソリューションが採用されました。

治験の現場では業務全体の効率化を目的に、従来の紙媒体から電子媒体による業務推進にシフトする動きがありますが、導入費用、業務プロセスの変更、治験に関係する組織間での運用ルール(書式の統一など)、電子媒体を管理するための規制への対応などが課題となっていました。そこで日本医師会治験促進センターは、クラウド型治験業務支援システム「カット・ドゥ・スクエア」を中心に、業界団体等と連携して標準化に取り組んできました。その中の電子媒体の原本管理(電磁的記録の保存)の機能として採用されたのが治験文書管理ソリューションです。これにより「カット・ドゥ・スクエアVer5.0」を利用する組織は、電子媒体の文書を原本として管理できるため、紙媒体の原本を管理する必要がなくなり、紙媒体の治験関連文書に関する保管コストの削減、治験業務の効率化に役立てることができます。

富士ゼロックスは、様々なヘルスケア向けのソリューションを提供することで、今後も医薬品の早期開発、医療の質向上に貢献していきます。

※1 治験:医薬品もしくは医療機器を製造販売できるようになるまでに必要な臨床試験
※2 公益社団法人 日本医師会治験促進センター:厚生労働科学研究費補助金「治験推進研究事業」の一環で、国内の治験実施基盤の整備を進める

カット・ドゥ・スクエア概要、および当社ソリューションの提供範囲

[画像]カット・ドゥ・スクエア概要、および当社ソリューションの提供範囲

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